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場の、今を見、古に学び、先を考えます、申します

兵庫県

飽きない、商い ―街の散歩002―

今回の要請下でしばらく休業していた明石駅高架下の商業施設ピオレ明石が、営業を再開したらしい。明石市史によれば、もとはステーションデパートといい、進出が決まったときには、明石中心部の商業者達から反対運動が起きたという。ピオレは姫路駅前にも大…

拡大縮小的雑感001

地歴科教員免許の取得を目指すゼミ生が現れたので、専門教育教職ネタを織り交ぜたい。ゼミ生が見てくれていることを期す次第である。これまで国語、英語、情報の教育実習先挨拶に、あわせて6、7回は行ったし、神戸市の中学校の国語科教員になったゼミ生も…

忘れてなくてもくる災害―複合した場合002―

1995年の阪神・淡路大震災が発生したのは、1月17日の午前5時46分でした。忘れることができません。夜明け前の真っ暗なときでした。 よく言われるのが発生時刻です。新幹線や高速道路も落下したのですから、これらが稼働中の時間帯に発生していたら、死傷者は…

飽きない、商い ―街の散歩001―

商いは飽きないに通ずとは、大学を卒業したあとに、短い期間、営業職をしていたときに、研修で習った言葉だった記憶があります。 非常事態宣言にともなう休業要請期間中、もっとも困っていたのが、大手書店チェーンの休業でした。同僚の国文学者が悲鳴を上げ…

忘れてなくてもくる災害―複合した場合001―

今回のコロナウイルス感染拡大で、感染症に無防備で発展してきた現代日本の脆弱さが露わになってしまいました。幕末から近代にかけてのコレラ病や腸チフスなどの水系伝染病の流行、近代のスペイン風邪など、大量の死者を発生させる伝染病が、幾度も世界を襲…

事例001-3 農道を行く 高まりに生える木

木に注目してみましょう。 この木の、ある高さ以上の枝が全て細いことがわかりますか。こうした木を台木といいます。元々こうした高さに到達しないというわけではありません。どうしてこんな形状をしているのでしょうか。 こうした形状になったのは、太い幹…

事例001-2 農道を行く 高まりを流れる水

"a siphon point of Irrgation canal for rice patch" 右奥の水田は田植えが終わっています。 水田と水田の間の高まりには用水路があり、大量の灌漑(かんがい)用水、つまり農業用水が流れています。高い位置を保って水路が設けられていることで、より遠く…

事例001 農道を行く

「農道を行く」 3回生矢嶋組フィールドワーク "Waliking along farm road" Field work of the 3rd grade seminar. 左手、水が入りつつある圃場は、田植え前の水田であると推測できる。 右側の緑が列をなして高くなっている点、そのさらに右奥には左側の水田…