動かないフィールドワークを模索します
矢嶋組のゼミ募集では、フィールドワークの実施を必須の条件としてきました。とはいえ、今回のコロナウイルス感染蔓延の状況下では、人と会うフィールドワークは無理です。大人数で出かけるのは論外です。そこで、外出しないフィールドワーク、いわば「動かないフィールドワーク」を模索したいと思っています。
本来的にフィールドワークには、現地での観察、撮影記録、聞き取り、データ収集、体験など、いろいろな作業があります。地理学・地域研究系の分野では、地形図との対比も大切な作業です。これらには、バーチャル、e-mailや電話で行うこができることもあります。矢嶋組がこれまでお世話になってきた地域在住のみなさんに、またまたおすがりせねばならないかもしれません。メールや電話は線でつながっていますので、いわばオンライン(on line)です。3D地図を作ってしまうなんてのもバーチャルに入れてよいでしょう。
みなさんには何が必要か、みなさんは一人一人どういうことができるか、考え、実践していきます。
皆さん個々に対してはオーダーメイドですが、矢嶋組の基本ともいえるスタイル、いわば「型紙」に基づくパターンオーダーでの対応となります。
不器用な店主にしばしおつきあいください。
矢嶋
[2020年4月15日追記]
矢嶋組卒業生のみなさんに、当時のフィールドワークの写真を使用することを、卒業時かその後に連絡を受けたメールアドレスに送信して依頼しました。顔の掲載許可について連絡があった卒業生は、ぼかしを入れずに写真を掲載します。
[2020年4月16日追記]
写真機材の名称が入っているのは、矢嶋の気休め(趣味)です。そこは勘弁してください _(- -)_